服装自由?髪型自由?会社から言われる「自由」ってなんなの?に対しての解答
投稿日:2019/10/9 最終更新日:2021/11/15 閲覧数:3707
カテゴリー: 社会>
こんにちは。
今回はちょっとまじめな内容ですね。
就活をしているとしばしば見る
「面接時は自由な服装でお越しください」
や
「髪型自由」
ですが、
実際には「入社後に髪を赤くしたら怒られた!」
みたいなこともたびたび起こります。
僕も就活の際は「服装自由」を優先度高めで就職先を探していました。
そして実際「半そで・短パン・ビーサン」という服装で毎日働いているのですがそんな中、ふと「自由とは何だ?」といった部分で思うことがあったので、書き残しておこうと思います。
こんなこと当たり前だろ!
と思う方も多くいらっしゃるとは思いますが、どうぞご一読ください。
自由っていいよね
自由っていいですよね。
記事冒頭で書いた通り、僕も自由そうな会社を探していまして、現在はすごく楽な服装でお仕事をさせてもらっています。
会社立ち上げから間もないベンチャー企業ということもあり、ルールといったら本当に最低限しか存在しない状態です。
面接時も
僕:服装自由ってありましたけどどこまでOKですか?
面:なんでもいいよ!
僕:短パンOKですか?
面:いいよ!
僕:ビーサンは?
面:いいよ!
僕:パジャマは流石に・・・
面:清潔感さえあればなんでもいいよ!
といった調子でした。
僕は窮屈な環境でお仕事をすることは嫌なので、本当にありがたいです。
とまぁ入社初日からビーサンを履いて出社したのですが、当時元々いた社員の方は皆スーツでした。
僕の入社を機に、徐々に私服勤務人口が増えたような感じでした。
その後入ってきた方々も、そんな社内の雰囲気を見て、思い思いの格好で出社してきました。
そんな中で、事件は起こりました。
そんな中、社内で起きたこと
ある日、偉い人がこんなことを言いました。
偉:ちゃらちゃらしすぎでしょ
偉:髪の毛が緑色ってのはどうなの
言われた社員的には「え?ここって服装・髪型自由でしょ?」
といった気分だったと思いますが、この辺りどうなんでしょうね。
前提としてお話しますと、弊社は営業が主力のスタイルなのですが、顧客対応の90%以上がリモートで行われており、社外の人と対面することが少ないので服装・髪型自由ってことにしているんですよね。
中でも僕は「社内SE」風なポジションにいるため、社外の人と会う事が0%であり「半そで短パンビーサンOK」となっているようです。
その僕を見て「ここの会社はこんな服装までいいんだ!」と考えた営業職の方々が
偉:ちゃらちゃらしすぎでしょ
偉:髪の毛が緑色ってのはどうなの
と、言われる事態になってしまったようです。
偉い人曰く
曰く、「いちおう会社としては服装・髪型自由ということになっているので、やめろとかは言いませんが、自分が活躍するチャンスを失っていることを自覚してください」
とのことでした。
つまり
・例えばトラブル等で急遽客先へ行くことになった場合、緑髪の奴には絶対任せられない
・評価を受ける機会を放棄することになる
・こういった状況は十分発生しうる
・チャンスを増やしたいならば万人受けする格好をしろ
ということですね。
僕は役割上社外の方と関わる事が皆無であり、そもそも顧客対応を端から期待されていないため、どんな格好でも良いとはっきりと言われていたようです。
しかし、営業の方が、僕の自由さを見て、僕を基準にして、好きな恰好をするのはまずかった、と、そういうことになります。
会社から与えられている「自由」とは?
そういったものを見ていて思ったのですが、
自由とは、
「好き勝手をする権利を与えられている」
のではなく、
「随時判断をする義務を与えられている」
のではないでしょうか。
そうなるともちろん、判断を間違えれば
「あぁ。こいつは判断を間違える奴なんだ」
と見られ、評価を失うというのも納得できます。
「あなたがどんな服装を選ぶかの自由」と
「その服装を見て私がどう評価するのか」は、また別の話なのです。
逆に、
「自由」と言われているということは、ある程度の信用を会社側から得られているとも言えるでしょう。
すると、「判断を間違える」という行為は「信用を裏切る」という結果を招くというのも理解できると思います。
このように
「自由」
を
「判断を委る」
に言い換えてみたら、僕はしっくり来ました。
実はこれ、日常の自由も同じなんですよね。
自由だからといって好き勝手にし、迷惑をかけたりしていると人は離れて行ってしまいます。
あなたの行動はあなたの自由ですが、
そのあなたの行動を見て周りが何を感じ取るか、そしてどう評価するのかも、また自由なんですよね。
会社から「自由」と言われて困ったときは、「随時判断をする義務を与えられている」と認識すると、うまくいくのかもしれません。
自由って言われたのに!
と文句を言いたくなることがあれば、この記事を思い出してみてください。
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