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働きたくない男の雑記・備忘録

薬で風邪は治らないのになぜ風邪薬を飲むのか

投稿日:2019/1/9 最終更新日:2019/03/06 閲覧数:593

カテゴリー: 社会>

風邪をひくと、ドラッグストアや病院へ行き、薬をもらって帰ってくる。
薬を飲んで休んでいれば良くなりますよと言われれば、薬が効くものだと思うものだが、回復と薬は関係ない。

薬として「せき止め」をもらうことがよくあるが、これを空港の手荷物検査で例えてみる。

手荷物検査とは、密室である飛行機内で悪さをしようとする人を排除する役割がある。
金属や発火物などの危険物を持ち込もうとすると、センサーが反応。これを係員が確かめ、危険物を排除する。

ある日、不審者の多い日があったとする。ゲートをくぐる人が皆ナイフを持ち込もうとするのだ。
手荷物検査ゲートには大行列ができ、センサーはけたたましく鳴り続け、係員は休む暇もない。

こんなとき、ゲートセンサーを止めるだろうか。
いや、そんなことをしたらもちろん危険だ。子供でもわかる。
しかしそれと同じことをしているのが「せき止め」である。

せきとは、体内に入ろうとする菌やウイルスなどの異物を排出するための体の機能だ。
そしてせき止めの作用とは、せきを出せという脳からの信号を途中でとめることであり、体内に入ろうとする異物に対してはなんの解決もする気がない。

解熱剤も同じだ。
ウイルスは、体内の温度が快適な温度なので増殖しようとするのだから、温度を上げてウイルスを非活性化しよう、というのが発熱である。
なのに、せっかくの熱を脳に誤情報を与えてさげてしまうのが解熱剤だ。

では何のために風邪薬を飲むのか。
一つ目は「つらい」から。
咳が止まらない、熱が下がらない。必要なこととはいえ正直つらい。 つらいということは消耗すること。余分なこと体力を使わず、回復に専念させる、という意味がある。

解熱剤をのんで熱が下がったから遊ぼう/仕事をしようがなんて本末転倒だ。
風邪をひいたら薬を飲んで飯食って寝ろ。

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