戸籍・本籍・住民票・世帯主・扶養、必要に迫られたので調べてみた
投稿日:2020/8/7 最終更新日:2020/08/10 閲覧数:1092
諸事情(意味深)により必要となったので調べました。
戸籍とは
日本に存在することを公的に証明する、ひとまとまりの文書。
家族単位で管理されており、「夫婦とその子」の情報で構成されている。
内容は
・出生
・死亡
・婚姻
・離婚
・本籍
等、重要なものがしっかり書かれている。
結婚をすると、「父、母、自分」で構成されていた、元々の戸籍から離れて新しく戸籍を作る必要がある。
このとき作られる戸籍は「自分、配偶者」、子供が生まれたら「自分、配偶者、子」となる。
子が結婚すれば、自分の戸籍から離れる(以下略)。
本籍とは
戸籍の中の項目の一つ。 戸籍を管理する上で、住所をひとつ、便宜上ある指定しないといけないらしい。
新しく戸籍を作る際指定し、日本に存在する住所であればどこでも指定することができる。
しかし本籍がどこだか分からなくなったり、本籍を変更すると後々大変なことになるので、由縁のある場所にするのが一般的な模様。
住んでいる場所と本籍は関係がない。
管理をどこに任せるか、といった形式的な物と見て良さそう?
本籍地
ちなみに本籍とば別に本籍地というものもあり、こちらは本籍を管理している自治体のこと。
例えば「東京都千代田区千代田1-1」という住所を本籍として指定した場合、東京都千代田区が本籍地としてあなたの戸籍をずっと管理してくれる。
住民票とは
あなたがどこに住んでいるかを公的に証明してくれる文書。
税金とかは住民票を置いている自治体が管理する。
多くの人にとって一番なじみのあるヤツ
世帯主とは
世帯(=ひとつの場所に住んでいる集団)における代表者。
誰を世帯主にするか、といった決まりは無いので、世帯の中で誰が世帯主になるのかは世帯の自由。
住民票と関係する。
扶養とは
誰の収入で誰が生活しているか、という関係性を表す言葉。
一つ世帯の中に複数の扶養ができることもあり得る。
まとめ:戸籍と本籍の違い
戸籍
・ひとまとまりの文書
・日本で生活していることの公的な証明書類
本籍
・その書類の中の項目
・戸籍管理の都合上、形式的に指定しているようなもの
まとめ:戸籍と住民票の違い
戸籍
・夫婦とその子供のみで構成される文書
・3世代の家族が1つの住所に住んでいる場合でも別戸籍で管理される
・結婚、離婚等があれば変更する
住民票
・同じ場所に住んでいる集団で構成される文書
・3世代の家族が1つの住所に住んでいる場合、ひとまとめに管理される
・引越し等があれば変更する
まとめ:世帯主と扶養の違い
世帯主
・住民票で管理される世帯において、その代表者
・家計等は関係ない
扶養
・戸籍や世帯主とは関係ない
・誰の収入で誰が生活しているか、という関係性を表す言葉
・扶養と被扶養がある
以上です。
間違いがあったら教えてください。
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